
そろそろ紅葉が色あせ始めた時期になった。この日は木津川市の旧加茂町へ行く。関西本線沿いの2ヶ所のお寺。
一箇所目は薬師寺。あの有名な薬師寺と同名だが、こちらはほとんど無名に近いと言っていい。2箇所目がそのすぐ近くにある現光寺。この現光寺もいつものように事前調査なしに行ったので、無名に近いお寺だと思っていたが、実はとんでもなかった。
薬師寺

薬師寺は比較的小さなお寺で、山門を入ると境内が綺麗に整備されており、樹木も適宜配置されていて非常にすっきりしている。本堂もかなり新しいように見えた。建て替えたのかリニューアルしたのかはわからないが、お寺全体が真新しい雰囲気だ。紅葉と言えるほどのものはないが、お寺の塀の脇に少し見られた。まだまだ赤い色がついており、バックに本堂などを入れようと思ったが、なかなか位置決めができない。もう普通に撮影して終わりとする。
でも全体的に新しさが感じられるお寺だったが、境内の端に少し古めの宝篋印塔があり、やはり相応の歴史を持つお寺のように思えた。








現光寺

続いて歩いてすぐ。現光寺だ。
ところが山門らしきものもなく、どこからどう入るのかわからない。古びた小屋の間から真っ赤な紅葉が目に入り、ここが現光寺なんだろうと思ってその狭い脇道を入ると、一気に視界が広がる。
目の前一面が巨大な紅葉の壁となっており、なかなか圧倒的な迫力がある。それらに埋もれるように本堂などの建物が端の方に見えた。もう紅葉がそろそろ終わろうかという時期に、ここでは赤や黄色のもみじやいちょうが色とりどりの輝きを放っている。これはなかなかに見物と言える。写真の撮りがいもあろうということで、遠景から近くから様々な角度から撮っていく。
本堂の建物は屋根の稜線などが歪んでおり、かなり古さを感じさせる。このまま放っておいたら昨今の異常気象の中で、ひょっとして倒壊するのではないかと思わずにおれなかった。建物自体は本堂らしさがあるが、全体がほぼ真っ黒な色になってしまっている。十分な手入れはなされていないようだ。
そしてその本堂の向かって右側の方に白壁の少し頑丈そうな小さな建物があった。何かの倉庫みたいだった。この本堂を背景に紅葉を撮っていくと、これがまた独特の平安時代や鎌倉時代の風景を思わせる。とは言っても、実際にはその時代の風景は知る由もないが。こうして思わぬ拾い物感覚で撮影後は十分な満足感を得て帰途につくことができた。
帰宅してから色々調べてみると、実はこの現光寺。知る人ぞ知るお寺、ということで、有名なお寺だったようだ。
普段は無住で境内も雑草だらけの状態だが、海住山寺のご住職が兼務されていると言う。そしてなんといってもこのお寺には、国の重要文化財に指定されている 「木造十一面観音坐像」があって、本堂隣の倉庫に安置されているとのことだった。
この観音像が有名なのは、全国でも数例しかないという、観音坐像というところだ。観音像のほぼ100%が立像であるのに対して、この坐像というのが極めて貴重だと言う。おそらく鎌倉期のものではないかと考えられているようだ。現光寺そのものは創建の詳細は不明なものの、遅くとも安土桃山時代にはあったらしい。なぜこの像がここにあるのかはわからない。
というわけで、何も知らずに拾いものだ、と調子に乗っていたが、そんなものではなかったのだ。普段は非公開で年に数日間だけ公開されると言う。ネットでその時の写真も見たが、長蛇の列だった。やはり知ってる人は知っているのだ。是非とも拝見したいと思う。やはりこういったものは、かなり好きであってある程度趣味の領域を超えて、様々な知識を持っている人たちがこの世の中には案外多いものだ、と改めて思い知らされた。















以下の文は、境内にあった英文の説明書きを Google 翻訳で日本語訳にしたもので、約文をそのまま、参考のために載せておきます。
『歴史
源光寺の起源についてはほとんど知られていない。に現れる
この地域を旅した僧monの回想録と周辺の寺院の歴史的文書で言及されています。にとって
たとえば、江戸時代の初めに、学者が修道僧修道という僧kがここにenられている十一面観音。彼は見つけた本堂は廃inとなったため、彼は神殿の再建を要求しました。
彼の要求は、1681年にドメインの支配的な氏族によって許可されました。
この同じ修道士は有名な円照寺と密接に関係していました
奈良の寺院。源光寺にも長年の関係があります
近隣の海寿泉寺との密接な関係
皇室のメンバーが修道女になった寺院。
宝物とアーティファクト
源光寺の本尊、木造の十一頭観音は、聖遺物箱に安置されています。指定されました
日本の重要文化財。その顔の綿密な研究から構成と表現、それは後半に作成されたと考えられています
鎌倉時代(1185-1333)これは数少ない彫像の一つです
座位で観音positionを代表する日本。』







