
安禅寺はJR京都線桂川駅から東へ約1km ほどのところにある。近くを桂川が流れており、江戸時代には度々氾濫によってお寺が流されたと言う。その都度再建されて今に至っている。
創建等の詳細についてはよく分かっていないが、お寺に伝わっている話としては室町時代に創建となっている。当初は現在の御所内部にあったそうだが、江戸時代に現在地に移された。西山浄土宗のお寺であり、かつては洛西三十三所観音霊場巡りの一箇所であったが、後に霊場巡りが中断となり、後に復活された時には観音霊場の番外札所となっている。
お寺そのものは比較的で立派なものであり、境内も広くよく整備されている。本堂の造りも美しく典型的なお寺らしいお寺と言える。場所はやや不便だが、車で行くぶんには国道171号線の桂川手前の分岐点からすぐのところで、その意味では便利だ。観音堂には数十の観音像が置かれていると言う。おそらく特別公開の時にしか見られないものだと思われる。
