
今朝は7時40分頃に起きて朝の情報番組を見ていた。8時前それが終わる寸前に 出演者の一人が突然テレビカメラの前に出てきて、「大谷翔平がやった、 50ー50だ、 3連続ホームラン・・・」 と絶叫し番組が終わり、8時からのモーニングショーに切り替わった。一瞬頭が混乱した。前日までにいわゆる「50ー 50」 つまり本塁打50本、盗塁 50 の両方を達成したら歴史的なことであるということは知っていた。数値は本塁打48、 盗塁49 だった。残り試合数から言うとほぼ達成はするだろうが、もう少しかかると思っていた。
モーニングショーではスタートの段階でその報道はなく、他チャンネルの同様番組を見ると、早速そのシーンが放映されていた。これでやっと理解できた。なんと日本時間の早朝の試合において、大谷翔平さんはこの1試合で一気に「51ー51」を達成してしまったというのだ。しかも ホームランに至っては、 3打席連続ホームラン、打点も10、 そして 6打数 6安打。まさしくびっくり仰天だ。正直まさかと思った。
大谷翔平さんの本塁打は1本打つと次は 3~4 試合後、という パターンが多かったからだ。 2試合連続、3試合連続というのはあまりない。また1試合で2本塁打というケースも比較的少ない。それでもコンスタントに打ち続けた結果、今朝 51号に達した。そしてこの「51ー51」は長い長い大リーグ 史上でもずば抜けた記録となった。それまでは「42ー42」が最高記録だったのだ。
今シーズンは腕の手術によりリハビリに当てて、投手としての出番はない。したがって DH での打撃 1本でシーズンを送ってきた。そういった意味では二刀流ではないが、 DH としても大変な記録を達成したと言える。
NHK のニュースでプロ野球解説者の解説 によれば、「本塁打を打つ」と「盗塁」の両立は極めて難しいことだという。本塁打の多い選手は大概が大柄な選手であり、体重も重い分、盗塁はあまりしない、できないケースが多い。ところが大谷翔平さんの場合には自らの肉体改造の結果、その両立ができているというのだ。そして解説者によれば 50年後、大リーグにおいてこの記録を上回る人物はまず出てこないだろうと述べていた。文字通り歴史的な偉業を達成したと言えるとのことだった。
彼自身は高校生の頃から自分自身の目標を、単なるスローガンではなく、具体的な時系列に合わせて何をするのか、どうなっているのかという具体策を記録し続けていた。このような緻密な科学的な姿勢がこのような素晴らしい結果に結びついていると思える。そういった意味ではただ単に野球という概念を超えて、人生観というものにも直結するような生き方がいい結果をもたらすものであるということを、証明しているとも言えるだろう。
今日のこの日のとんでもない偉業は世界中で報道された。単なる野球 という世界を大きく超えて人々に与えた、いい意味での興奮や喜び、そして努力をすればできる部分もあるんだと言う、勇気をも人々に与えたという意義はとても大きいと思う。ただ単に野球が好きで 少し上手で、将来はプロ野球選手という憧れから、一歩抜けて自分自身を科学的に分析し、 何が必要であるのかということを自らの人間性の成長のことも含めて、努力を惜しまずに持続させてきたことが大きな要因だと思う。

このところ国内の様々なニュースはどちらかといえば、マイナス面が目立つが、大谷翔平さんの活躍は数少ない期待感を与えてくれる明るいものだ。今回の偉業を称えるとともに さらなる飛躍を期待したいと思う。特に来年度はピッチャー復活として、本来の二刀流に戻っていく。そのような中でも本塁打は打つだろうし、盗塁の方は少なくなるかもしれないが、とにかく大きな期待を持たざるを得ないほどの人物だと思う。
大いに応援を続けたいと思う。
(画像は共同、プロ野球ニュースより)